この漢字で珈琲。コーヒーが日本に海外から渡来してきたのが約400年前。一般の人にもっと広めようと紹介した時で約170年前。当時いい当て字というかいい感じの漢字がなく。統一感がなく、考案した人がいる。
その人が江戸時代の蘭学者の宇田川榕菴という人で造語で今では日本で使われている化学の分野で溶解とか酸素とか温度とか沸騰とか日本に生み出した人です。
翻訳や学者だったりする人がやっと当てた字が珈琲。当時はポルトガル語でKoffie(コーフィー)と発音していたので可否とか可非とかあったが統一感がなく今でも使う珈琲に。
西洋の植物学に詳しいことからコーヒーの木に枝に実った赤い実の様子を知ってたことと当時の女性の髪飾りのかんざしに似ていて珈琲と発想したそうです。センスもないと発想できない造語だったわけです。珈は髪に挿す花かんざしのこと、琲はかんざしの玉を繋ぐ紐のことで誕生した漢字が珈琲になった。
それでも一般の人が口にする機会はもっと先のことです。